男性看護師
現在では看護師という呼称で統一されましたが、以前は、女性は看護婦、男性は看護士という呼称で区別されていました。このことからも、世間では女性の職種として、以前は看護師が見られていたと言えるでしょう。現在では、男性の看護師は増加傾向にあり、看護師不足の現状からもわかるとおり、男女関係無く看護師の需要が高まっています。2008年末の調査で男性の割合は、看護師が約5%、准看護師が約6%となっています。人数で見ていくと、1998年が17807人だったのに対して、2008年が44884人にまで増加しています。また、看護師を養成するための専門学校へ入学した男性は、2006年の調査では全体の11%にまで至っています。このことからも、今後も男性看護師の増加傾向は続いていくと考えられます。
まだまだ女性の多い看護師ですが、待遇面で男性はどう扱われているのでしょうか。ある調査データによると、男性看護師の平均年収が約455万円となっています。また、調査対象の平均年齢が34歳前後であることを考慮すると、他の職種における同年代の男性職員と同程度の待遇と言えるでしょう。
男女の差が無くなりつつある看護師ですが、仕事の内容は当直による深夜勤務等も含めて、普通に会社勤めする場合とは大きく異なる部分が多いです。それでも、男性看護師が増加しているのは、社会の需要が増加しているのはもちろん、看護師本人が仕事に対して「やりがい」を見出しているからではないでしょうか。