専門看護師
専門看護師は、日本看護協会の専門看護師認定試験を合格することで認定されます。通常の看護師よりも一層レベルの高い知識・技術を備え、特定の専門分野での実践能力が高い看護師として扱われます。認められている分野としては、がん看護、母性看護、老人介護、小児介護等の10分野です。これらの専門分野において、専門看護師として認められると、病院はその存在を広告で宣伝することが認められます。つまり、病院の「売り」として価値のある存在と言えるでしょう。
この専門看護師として認定されるには、認可を受けた看護系大学院を修了し、一定の実地経験年数が必要となり、その上で筆記試験を受験して合格する必要があります。審査は年に1回あり、審査料も5万円と高価ですが、前述したように病院側で宣伝対象となることからも、看護師としての価値を高めることにつながるでしょう。
この専門看護師の認定期間は5年間で、その後は書類審査等による更新が必要となります。やはり、専門分野のスペシャリストとして扱われる資格ですので、常に最新の知識と、実務経験が求められるということでしょう。
2011年5月の時点で、専門看護師は全国で612人しか存在しないようです。大学院の修了が条件であることから、受験者数が少ないと考えられます。それだけ価値の高い資格と言えるので、この資格を保有していることは、働く病院を選ぶ上でも有利になる可能性が高いでしょう。