認定看護師
認定看護師は、日本看護協会が行っている認定審査を受験して合格することで、特定の分野に関して技術と知識を保有していると認められた看護師です。通常の看護師よりも、レベルの高い存在として認められるわけですので、他の看護師への指導を行うことが出来ます。
この認定看護師になるには、いくつかの条件があります。まず、当然ですが、既に看護師であることです。また、実務経験が5年以上あり、その内の3年間以上は認定される分野での経験が必要となります。その上で、認定看護師教育機関で専門の教育課程(およそ半年)を修了した後、筆記試験に合格すると認定看護師として登録が許されます。
認定看護師はある分野でのスペシャリストという枠組みですが、認められる分野は多岐に渡ります。皮膚や排泄のケア、救急看護、認知症介護、不妊症介護等、21分野が存在します。それだけ、看護師の仕事と言ってもひとくくりに出来ず、個々の得意分野が求められていると言えるでしょう。
認定試験は年に1回、受験場所は東京で行われることが通例のようです。また審査料が5万円ということですので、前述した教育課程での学習時間も考慮すると、気軽に受験できる資格では無いと言えるでしょう。ただし、2007年開催分では合格率が95.6%ということですので、審査料や教育過程に費やした時間が無駄になるケースは少ないようです。あくまで、レベルの高い看護師を認定する試験ですので、それだけ受験者の意識も高いということなのでしょう。