看護師と准看護師
看護師と准看護師には、どのような違いがあるのでしょうか。まず、看護師は国家資格ですが、准看護師は都道府県知事免許という扱いになっています。それぞれの定義としては、看護師が自分の判断で主体的な看護を行うのに対して、准看護師は医師や看護師の指示を受けて看護を行う役割になっています。このような違いから、看護師に比べ准看護師の平均給与は低く、婦長等の役職に就けないといった待遇の差があります。
このように看護師に比べて制約の多い准看護師ですが、看護師に比べて免許を取得するハードルが低いというメリットもあります。看護師が高校卒業後に、国の認定した学校を卒業する必要があるのに対して、准看護師は中学卒業後に高等学校衛生看護科(5年一貫)で3年間学べば免許が取得可能です。そのため、看護師に比べて早く病院で働くことが可能です。また、一度准看護師になってから看護師を目指すことも認められています。
最近では、このような道を歩んで看護師へステップアップしやすくなる制度が設けられました。准看護師として10年以上の実務経験があれば、通信制養成所(2年)で修業すると、看護師免許の受験資格が得られるように2004年より改定されたのです。通信制ですので、働きながら資格取得を目指すことが今までよりも容易になりました。
以上のように、看護師と准看護師には様々な違いがあります。どちらの道を目指すかは、人それぞれがどのように働きたいかで変わってくると思われますが、いずれにせよ後悔の無いように、よく考えて選択することが重要と言えるでしょう。