看護師の待遇
厚生労働省の調査によれば、看護師の平均年収は469万円で、平均月収は32万円です。また、平均年齢は37歳で、女性の割合が92%となっています。まだまだ女性の割合が圧倒的に高いとはいえ、10人に1人程度は男性の看護師もいるようです。
女性が中心となって活躍している看護師ですが、平均年収は他の分野で働く女性と比べてどれくらいの差があるのでしょうか。国税庁の調査によると、女性全体の平均年収は273万円、最も年収が高い層である30~34歳でも301万円となっています。前述した看護師の数値と比較すると、かなりの差があることがわかります。それだけ看護師が、需要の高い職種であることが伺えることでしょう。
また、30代の女性の多くが抱える出産育児による離職や休職の問題ですが、一般企業においては、なかなか以前の状態での再雇用とはいかないようです。国税庁の調査でも、30~34歳の平均年収に比べて、それ以上の年齢層では低くなっていることからも、まだまだ女性に対する配慮が雇用に関しては浸透していないように感じられます。それに対して、看護師は就業者の平均年齢も高く、女性が長く働けるだけの需要があることがわかります。
看護師不足が社会問題として取り上げられる中、ますます社会にとって必要な存在となっている看護師ですが、これからの社会では更なる地位向上が見込まれることでしょう。また、女性だけでなく男性の看護師も徐々に増加傾向にあるため、性別問わずに必要とされる職種になると考えられます。