年齢層の変化
看護師として働く方の、年齢層はどうなっているのでしょうか。厚生労働省の統計によれば、最も多いのは25~29歳の層で全体の18%となっています。続いて、30~34歳が15.8%となっており、35~39歳、40~44歳、45~49歳という順番で、それぞれが10%以上の比率を持っています。25歳未満が10%であることを考えると、若い看護師よりも40代を超えて働いている方のほうが多いことがわかります。また50歳以上の比率も、全体の15%程度を占めていますので、サラリーマンの定年退職ぐらいまで働き続けることが可能な職種と言えます。
このデータは平成18年のデータですが、その6年前の平成12年と比べると、興味深い変化が見られます。まず、平成18年に10%である25歳未満の層が、平成12年では15.1%存在したことです。つまり、若い層の比率が下がっているのです。これは少子化や大卒志向の影響も考えられますが、絶対数は10万人から8万人と2割程度しか減っていません。25歳未満の看護師数の減少以上に、それより上の世代の看護師数が急増していることがわかります。30歳を超えてから看護師になられる方の増加や、結婚や出産で一度退職した方の再雇用が進んだ結果と言えるでしょう。
以上のデータから、看護師は30歳や40歳を超えた方が多く働き続けられる点、30歳を超えてからのスタートや再スタートがしやすい点、このような特徴が見られます。看護師が、長期的に安定した求人の得られる職種であることを改めて感じさせる統計です。