志望動機
看護師になるには、専門教育を受けた上で国家資格を取得する必要があります。では、そのような道を選ぼうとした看護系学生たちは、どのような志望理由で進路を選択したのでしょうか。中部大学の調査によると、2007年度に入学した看護学部の学生の志望理由上位は、「国家資格の受験資格が得られるから」、「人のために役立つ仕事がしたい」、「身近な人を助けたい」という項目が上位を占めました。仕事を探す上でカギとなる資格の重要性と、人のために奉仕できるという2点が大きな志望要因となっているようです。
また、看護を学びたいという気持ちは、2007年度の入学時に「強い」「やや強い」が合計80%強だったのに対して、入学後一定期間経て再度調査すると90%以上に上昇したそうです。通常であれば、入学当初から徐々に情熱が下がるものですが、看護師になろうとする学生は、逆に学習していく中で意欲が増すようです。やはり看護師という職種に就こうという方は、給与や労働条件だけでなく、看護そのものに魅力を感じている方が多いということでしょう。
社会の看護師需要が高まっている中で、昨今の景気悪化によって安定した求人を望む層の増加。これらの2つの要素を考えれば、看護師はもっと人気をしてもよい職種ではないでしょうか。看護師を目指す方々の志望動機を見ても、看護そのものも魅力ある分野であることがわかります。看護師不足を解消するには看護の魅力をより多くの方に知ってもらうことが、解決への近道かもしれません。